サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2016-08-07から1日間の記事一覧

推敲は、やればやるほど「普通」になっていく

推敲は、一旦仕上がった文章に後から手を加えていく作業である訳だが、それが果たして芸術的な価値を高めるものであるかどうかは、一概には断定し難い問題である。例えば村上春樹は、自作を繰り返し丹念に推敲し、書き直すことの歓びを様々な場面で力説して…

小説を書くという、不自然な営み

小説を書くという行為は、極めて不自然な作為の連続であり、そこに作者のナチュラルな声というものの生起を期待することは出来ない。たとえ現実の出来事を素材に用いていたとしても、小説は本質的にフィクションであり、嘘を塗り重ねる営みである。それは自…