サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

ゲーム

「プレステ」の時代と、私の追憶 2 「アストロノーカ」(1998年)

当時エニックスから発売された「アストロノーカ」を知ったのは、確か「ファミ通」がきっかけであったように記憶している。或いは「スターオーシャン・セカンドストーリー」に附属していた体験版が購入の契機であったかも知れない。何れにせよ、このゲームは…

植松伸夫「ザナルカンドにて」

植松伸夫の作曲した「ザナルカンドにて」は、極めて美しい旋律の曲だ。スクウェアから発売されたPS2のロールプレイングゲーム「FFX」の中で印象的に用いられたこの楽曲には、単なるゲームミュージックという枠組みを超越したクオリティが宿っている。…

「プレステ」の時代と、私の追憶 1 「moon」(1997年)

私が小学生低学年だった頃、テレビゲームの世界は任天堂のスーファミ(スーパーファミコン)の全盛期だった。ドラゴンクエストやファイナルファンタジー、クロノトリガーといった国産RPGが爆発的なヒットを記録し、私たち小学生は夢中になって、電子的な…

「斃す」のではなく「隠れろ」 「メタルギアソリッド」の齎した革命をめぐって

長い間、私にとってゲームとは「敵を倒す」ことこそ正義であるような世界だった。次々に現れる敵を倒すべく、例えば「ぶちスライム」を延々と棍棒で殴り殺して経験値を溜め込んでいくような作業も、強くなる為だと思えば退屈でも堪えられたものだ。レベルが…

光と影の叙事詩 「ファイナルファンタジーⅦ」 3 ゲームに「思想」を見出せるとするならば

どうもこんばんは、サラダ坊主です。 本日は以前に続き物として書き出しておきながら、そのまま完結させずに放置していた記事の続きをアップしようと思います。 saladboze.hatenablog.com saladboze.hatenablog.com 「ファイナルファンタジーⅦ」という作品は…

「同胞」という快楽 「幻想水滸伝Ⅱ」

どうもこんばんは、サラダ坊主です。 本日は久しぶりにテレビゲームについての記事を書きます。 コナミから1998年12月に発売されたプレイステーション用RPG「幻想水滸伝Ⅱ」は、私が今まで楽しんできたゲームの中でも五本の指に入る名作です。 架空…

光と影の叙事詩 「ファイナルファンタジーⅦ」 2 ゲーム性を損なうほどのグラフィック志向

どうもこんばんは、サラダ坊主です。 昨日のエントリーの続きを書きます。 長い長い前置きで終わってしまったのですが、それを踏み台として「FFⅦ」について思うところを書かせていただきます。 私は「FFⅦ」を傑作と信じて疑わないのですが、それはこの作…

光と影の叙事詩 「ファイナルファンタジーⅦ」 1 「映画的なもの」への志向性

どうもこんばんは、サラダ坊主です。 世の中には、様々な芸術的ジャンルというものがあります。 小説、詩歌、映画、演劇、舞踏、音楽、絵画、彫刻、その他、計え上げれば実にキリがありません。これらのジャンルはそれぞれ、独自の歴史的経緯を経て、現在の…