サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

サラダ坊主風土記

サラダ坊主風土記 「佐倉」

此間の土曜日に、家族と共に佐倉ふるさと広場で開催中のチューリップフェスタというイベントに出掛けてきた。 本当は千葉市の猪鼻城(「亥鼻」とも書くらしい)へ桜でも見に行こうかと、幕張から千葉へ向かう京成電車に乗り込んだのだが、中吊りの広告でチュ…

サラダ坊主風土記 「丸の内」

今日は弟の結婚式に出席してきた。丸の内の、皇居の近くにある瀟洒なホテルで盛大に挙行された華燭の典は、天候にも恵まれ、新郎新婦の晴れやかな門出に相応しい一日であったように思う。 我が家には一歳に満たぬ幼い娘が一人あり、妻は親族ゆえに留袖の着付…

サラダ坊主風土記 「安房鴨川」 其の四

今回の記事で連載は最後になる(予定)。 saladboze.hatenablog.com saladboze.hatenablog.com saladboze.hatenablog.com 鴨川シーワールドは、少なくとも関東地方ではそれなりに名前の知られたレジャー施設であり、名物のシャチのパフォーマンスも観覧した…

サラダ坊主風土記 「安房鴨川」 其の三

再び紀行文の続きを書く。 saladboze.hatenablog.com saladboze.hatenablog.com 総武線快速列車の直通運転の終着駅であり、一つの重要な「境界」である上総一ノ宮駅を出発すると、次第に車窓越しの景観は仄かな南国の雰囲気を知らぬ間に纏い始めた。その薄ら…

サラダ坊主風土記 「安房鴨川」 其の二

先日の記事の続きを書く。 saladboze.hatenablog.com 前置きばかり長くなって恐縮だが、自分の好きなように書かせてもらいたいと思う。海浜幕張駅から、京葉線を経由して外房線に乗り入れる特急「わかしお」に乗り込み、私たち家族は房総半島の南東部に位置…

サラダ坊主風土記 「安房鴨川」 其の一

会社から勤続十周年の御褒美に、公休とは別に十日間の連休を貰ったので、一月下旬から二月の頭まで働かずに過ごしている。こういう機会は滅多にあるものではないので、本当ならば一週間くらい遠くへ出掛けたいところだが、一歳未満の娘がいるので、そうした…

サラダ坊主風土記 「筑波」

今日、仕事の休憩中に妻からのメールを開いて初めて知ったのだが、茨城県つくば市にある西武百貨店が2016年度中に閉店することが決まったという。 私は二十三歳から二十五歳にかけての時期、テナントの店長として筑波西武で働いていた。辞令が下るまで、…

サラダ坊主風土記 「金沢」

昨年の春に妻と金沢へ旅行に出かけた。私は以前から金沢という土地に憧れを懐いていて、北陸新幹線の開業から間も無い頃に、例の「かがやき」という列車に乗り込んで東京を発ったのである。一応は新婚旅行という名目もあった。飛行機が怖くて堪らない私にと…

サラダ坊主風土記 「幕張」

私は今、千葉県千葉市花見川区幕張町の住人となっているが、一昔前までは幕張という土地に何の縁もないものと思い込んでいた。今の妻が幕張育ちで、その所縁でこの土地へ終の栖を築くことを決断した訳だが、それ以前の私は、千葉市という土地へ足を踏み入れ…

サラダ坊主風土記 「松戸」

中学三年生の春に大阪から引っ越して以来、十年以上も私は松戸に住んでいた。最初は胡録台というところで、父親の勤め先の社宅であった。その次は、結婚して江戸川に程近い古ヶ崎という地域へ移り住み、離婚すると松戸駅の近くに四万円の安アパートを借りて…

サラダ坊主風土記 「枚方」

私は昭和六十年に大阪府枚方市で生まれた。枚方市というのは、大阪や京都へ出勤する京阪沿線の重要なベッドタウンである。という風なことは無論、小さい頃は知らなかった。だが、改めて思い返せば、私の住んでいた京阪本線樟葉駅の界隈は、数多くの団地を擁…

サラダ坊主風土記 「千葉」(「常磐線」と「総武線」の異質性をめぐって)

私は元々、大阪の出身である。だが、父親の転勤の都合で、中学三年生の春に千葉県松戸市へ引っ越し、それから概ね十六年間、ずっと千葉県内で暮らしている。三十年間の人生のうち、千葉県での生活の方がより多くの割合を占めるようになった訳だ。 大阪へ帰る…

サラダ坊主風土記 「長野」(善光寺・小布施・湯田中) 其の二

saladboze.hatenablog.com 今日は随分以前に最初の記事を書いたまま、ずっと放置しておいた紀行文の続きを書こうと思う。何故そのように思い立ったのかは自分自身でもよく分からない。だが、此間「20歳」というテーマに合わせて当時の自分の生活や感情を思…

サラダ坊主風土記 「長野」(善光寺・小布施・湯田中) 其の一

どうもこんばんは、サラダ坊主です。 今回はちょっと趣向を変えまして、紀行文めいた雑文を草して、ネットの大海へ晒してみたいと思います。 今年の夏の終わりに私は妻と長野県へ旅行にいきました。私にとって「長野県」というのはかつて足を踏み入れたこと…