サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2016-03-08から1日間の記事一覧

任意と必然 大岡昇平「野火」に関する読書メモ 2

本日、大岡昇平の「野火」(新潮文庫)を読了したので、個人的な感想を書き留めておく。 「野火」という小説が所謂「戦争文学」の一つのユニークな絶巓であることは疑いを容れない。フィリピンのレイテ島を舞台に据え、敗兵となった「私」の、死を覚悟した上…