サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2018-06-27から1日間の記事一覧

「殉国紀」 第十四章 樹海の社にて 4

フェレッサに帯刀を委ねて城門の前に並んだ一行の剣呑な風体を、ウェンシスは無遠慮に睥睨して入念に検分した。殉国隊の残党を名乗る素性の怪しい男女の取り合わせを、態々護官長の面前へ突き出して裁可を仰ぐことに、一抹の躊躇を覚えぬ訳ではない。特に冷…