引き続き、プラトンの『メノン』(光文社古典新訳文庫)に就いて書く。 メノンによって提示された「探究のパラドックス」を解決する為の処方箋として、ソクラテスは次のような考え方を表明する。 このように魂は不死であり、すでに何度も生まれてきており、…
引き続き、プラトンの『メノン』(光文社古典新訳文庫)に就いて書く。 この対話篇の中で、登場人物のメノンが提示し、ソクラテスが図式的に整理した「探究のパラドックス」に関して、断片的な思索を書き留めておこうと思う。 「人間には、知っていることも…
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