サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2019-05-24から1日間の記事一覧

プラトン「国家」に関する覚書 6

引き続き、プラトンの対話篇『国家』(岩波文庫)に就いて書く。 プラトンは「哲学者」と「ソフィスト」との区別に関して執拗な厳格さを示している。彼の考えでは、ソフィストたちが切り売りする「知識」は、哲学者の追究する「真実在」に関する「知識」とは…