レイモン・ラディゲの『肉体の悪魔』(光文社古典新訳文庫)を読了したので、備忘の為に簡潔な感想を記しておきたい。 ラディゲの仮借無い筆法が描き出す不倫の恋は、少しも甘ったれた感傷が滲んでいない。無論、描き出される登場人物の行動や感情の裡には、…
過日、八月二十五日を以て、この「サラダ坊主日記」というブログは開設四周年の節目を迎えた。 四年間も飽きずに、誰に求められる訳でもなく、雑多な文章を書き続けて電子の大洋へ垂れ流す日々を続けてきたのは、誠に好事家の奇習と言うほかない。その間に私…
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