サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2019-10-05から1日間の記事一覧

詩作 「別れ話」

どこにでも ありふれている なんだか気づいたら面倒になっていたのだ 闇と光の境目はかすんでいる 私たちはそのあわいに佇み 行方の知れない船に乗る 食い違う心が数珠のようにつらなり 真昼の光に焼かれている 君は笑うことを忘れた 時の止まる音が聞こえる…