プラトンの対話篇『国家』(岩波文庫)に就いて書く。 プラトンの縷説する「教育」の本義が、単なる外在的知識の蒐集ではなく、視線の「転向」に存することに就いては既に確認を終えた。彼はその具体的なプログラムとして、幾何学や天文学の習得を挙げる。尤…
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