プラトンの対話篇『国家』(岩波文庫)に就いて書く。 「国家」第十巻の前半においてプラトンは、芸術に関する議論を提示する。この議論は当然のことながら、プラトンがこれまで執拗且つ精細に展開してきた「実在」と「現象」の二元論的構図に依拠して語られ…
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