サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2020-02-26から1日間の記事一覧

「夭折」の再演 三島由紀夫「朝の純愛」

三島由紀夫の短篇小説「朝の純愛」(『女神』新潮文庫)に就いて書く。 昭和期の戦後文学を代表する多才な文豪であった三島由紀夫の業績を要約して、要するに彼の取り扱った最も重要な主題は「アンチエイジング」(anti-aging)であったと断定したら、何を下ら…