サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2020-11-05から1日間の記事一覧

Cahier(時間の雫)

*三十五歳になった。年齢の目盛りが一つ進んだところで、日々の生活に根本的な変化が生じる訳ではない。新生児と一歳児との間に、巨大で劇的な成長の過程が横たわっているのとは違って、三十四歳から三十五歳への移行の歳月には、傍目には何の区別もつかな…