古代ローマの政治家であり哲人であったセネカの『怒りについて』(岩波文庫)を読む。 劈頭の「摂理について」に続けて収められた「賢者の恒心について」もまた、専ら「徳」に殉じて歩む賢者の清廉な生き方に対して、自然や社会が加える不正への懸念を取り扱…
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