サラダ坊主日記

「この味がいいね」と君が言ったのはお世辞だったねサラダ記念日

2017-02-21から1日間の記事一覧

「神なき世界」と、条理の否定(死んだのは「ママン」ではなく「神」だったのだろうか?)

アルベール・カミュの『異邦人』(新潮文庫)は、世界的にも日本国内においても非常に有名な小説だが、実際にどれくらいの数の人々が、あの決して長大でもない薄い一冊の小説を読み通して、その内容を熟読玩味しているのか、心許ないような気がする。あの有…