引き続き、プラトンの対話篇『国家』(岩波文庫)に就いて書く。 「国家」の前半における中心的な主題が「正義」という概念の厳密な本質的規定に存することは、一連の議論の推移を徴する限り、明瞭な事実である。そして「理想的国家」の性質に関する厖大な論…
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