柄谷行人の『哲学の起源』(岩波現代文庫)に就いて書く。 本書における著者の意図は、哲学の起源に関する通説を、古代のイオニアに息衝いていた自然哲学及び「イソノミア」と呼ばれる政治的理念を武器として転覆し、読み替えることに存する。それはプラトン…
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